「明日、発表がある」など
すぐに吃音の対処法が
必要な時ってありますよね。
吃音者にとって
「大勢の前で発表するのは
地獄」と言ってもいいです。
話さなければいけない機会があると
「不安で胸がいっぱい」という時が
あなたもありませんか?
吃音を一時的に抑えるテクニックがあるので
紹介していきます。
吃音をすぐに改善する3つのテクニック
吃音の応急処置で大切なのは
吃音から意識をそらす、
他の物に意識を向ける事です。
①「自信があるふり」をする
吃音者は「吃音がバレないように」
「言葉が出てこなかったら、どうしよう…」
「どもったら、変な人に思われるのでは?」
と常に不安を抱えています。
ですから、不安を無くして
自信を持つ必要がありますよ。
「自信を持つには、どうすれば良いの?」
と、あなたは思うかもしれません。
それは、「自信があるふりをする」
ということです。
「落ち込んでいても笑っていると
楽しくなってくる」と言う事が
ありますよね。
これは楽しいふりをしていたら
本当に楽しくなってきた例です。
自信を付けるのも一緒で
「自信があるふりをする」と
自信が付いてきますよ^^
「具体的にどうすれば良いの?」
とあなたは言うかもしれません。
猫背にならないように背筋を伸ばす
無表情でなく笑顔でいる
足を手のひら一個分~肩幅まで広げる
(できれば肩幅の広さが良い)
を意識してください。
「笑顔でいるって難しい!」
と、あなたは思うかもしれません。
私も初めは笑顔でいられませんでした(;^ω^)
「自分が好きな動物」や
「好きな事をやっている自分」を
イメージすると良いですよ。
それでも難しい時には
「目の前に『好きな動物』や『好きな人』が
いる」とイメージすれば自然に笑顔になれます^^
②笑ったり丹田を刺激する
どもりそうな時は、
「『どもりそう』という
嫌な感情」が浮かんできますよね。
そんな時は笑ったり丹田を刺激すると
緊張しなくなります。
「丹田ってなに?」と
あなたは言うかもしれません。
丹田はへその下3cmくらいの
所にありますよ。
ここを軽く押すとお腹に横シワができて
笑うのと同じ効果があり
緊張がやわらぎます。
「丹田は生命をつかさどる、
気が集まる場所」とも言われていますよ。
他にも笑うのも
緊張を、ほぐすのに大切です。
よく大勢で笑っている人って
見かけませんか?
あれは緊張をほぐす効果があります。
あなたも「静かで緊張感がある」より
「みんな笑顔で穏やかな方」が
良いですよね?^^
「『丹田刺激』と『笑い』を
どう使い分ければ良いの?」と
あなたは思うかもしれません。
笑っても迷惑にならない場所では笑い、
静かな場所など笑えない時には
丹田刺激をしてください。
③どもりではなく成功している事を意識する
どもる時は、話す前から
「どもっている自分」を
予想してしまいますよね。
吃音は「どもらないように
意識すればするほど、どもる」という
性質があります。
「人間の脳はNOを認識できない」
という事が、原因ですよ。
「緊張しないようにすればするほど
緊張する」ってありますよね。
他にも「失敗しないようにすればするほど
失敗してしまう」というのが具体例です。
脳は、「失敗したくない→失敗」
「緊張したくない→緊張」と
自動的に変換します。
同じように「どもりたくない→どもる」
となってしまいますよ。
対策として「どもりたくない」ではなく
「上手くいく」と思ってください。
すると「上手くいく」に意識が向けられ
「緊張」「どもり」に意識が向きません。
ですから、「緊張」も「どもり」も
軽くなりますよ^^
もし「上手くいく」と思えなくても良いです。
「上手くいかない」と思っても
脳は「上手くいかない→上手くいく」に
変換するので。
他にも応急処置を知ってほしいので
↓の記事もご覧ください^^
まとめ

状況によって使い分けるようにしてください。
ですが、あくまで短期的な応急処置なので
根本的に治す事はできません。
短・中・長期的な側面から
根本的に治す方法を知ってほしいので
↓の記事もご覧ください^^